帆船フェスタよこすか

2003年(平成15年)はペリー提督が浦賀港に来航して150年になる。ゆかりの地、横須賀市では「よこすか開国祭」として、各種のイベントが行われる。その一環として5月3日〜5日の期間、帆船フェスティバルが行われた。浦賀港沖から観音崎、走水を経て横須賀新港に至る帆船パレード。横須賀新港での帆船一般公開やステージでのイベントなど、さわやかな5月の陽ざしの元、家族連れや若いカップル等多くの市民で賑わった。


日本丸の勇姿



  総トン数:2,570トン
  全長: 110.1m

  帆装型式: 4檣バーク

日本丸(日本)
独立行政法人航海訓練所の練習帆船で、船長・機関長を目指す商船大学、商船高等専門学校、海員学校、海技大学校の学生達の実習航海を行っている。1984年に2代目として建造された世界でも最大級の大型帆船で、世界で最も速い帆船に贈られる「ボストン・ティーポット」を受賞するなど初代をはるかにしのぐ帆走性能を誇っている






     パラダ
    (ロシア)
ウラジオストックを母港とする練習船で、地元の他カムチャッカ、サハリン、ナホトカなど極東ロシア全域の教育機関から集まった士官候補生が海洋実習を行っている。船名は古代ギリシャ神話の「アフィーナ」のニックネームで、雲と雷の支配者であり、知恵と芸術の女神とされている。
  総トン数:2,284トン   全長:110.1m
  帆装型式: フルリグドシップ


観光丸(日本)

オランダ名「スンピン」号として1850年に建造され、ペリー来航の年にオランダ海軍に就役した。1855年にオランダ国王ウィレム三世から幕府へ寄贈され、翌年日蘭和親条約締結、長崎海軍伝習所の練習船となり、我が国の洋式海軍創設に大きな役割を果たした。
今の観光船はオランダ国立アムステルダム海事博物館所蔵の設計図と模型を元に可能な限り忠実に復元・建造され、船体、船室、キャビンなどの彫刻も当時のままに再現されている。
  総トン数:353トン  全長:65.8m

  帆装型式: 3檣バーク






海星(日本)

日本初の民間のセイルトレーニング帆船で、91年9月から93年1月にかけて16ヶ月間に及ぶヨーロッパから大西洋〜北米〜太平洋〜日本に至る「地球再発見の航海」を達成した。現在、母港に日本各地への航海から中国、台湾、韓国を始めとするアジアとの国際交流、小笠原や沖縄など太平洋を舞台にした本格的なセイルトレーニング航海を実施しており特別な経験がなくても誰でも参加できる。
  総トン数:180トン  全長:46m
  帆装型式: ブリガンティン


あこがれ(日本)

大阪市所有の自治体初の市民を対象としたセイルトレーニング帆船で、93年に浦賀で建造された。94年から大阪を中心に日本各地に寄港しながら体験航海を実施している。94年上海、95年メルボルン、ニュージーランド、オーストラリア、インドネシア、97年香港など海外へも親善寄港、2000年には日本の帆船として戦後初めて9ヶ月にわたる世界一周航海を達成した。2002年には日韓国民交流年を記念して大阪港との姉妹港である釜山港への親善交流航海を実施している。

  総トン数: 362トン
  全長: 52.2m

  帆装型式: 3檣トップスルスクーナー


オーシャンプリンセス


ドーントレッダー

オーシャンプリンセス(右)
ドーントレッダー(左)
オーシャンプリンセス(日本)
ギリシャの帆船として1974年にポーランドで建造され、地中海やエーゲ海、カリブ海を舞台に「地中海の貴婦人」として華やかな社交界で活躍した後、1996年から清水港を拠点としてパーティーやディナー、ウェディングなどさまざまなクルーズを提供している。
  総トン数: 232トン  全長: 37.0m 
  帆装型式: 2檣スクーナー

ドーントレッダー(日本)
1982年にスペインで建造された極地探検用の帆船で、南極や北海への調査航海を行うなど堅牢な構造を持つ。現在は静岡観光汽船によって清水を母港にクルージングや研修などに活用されている。
  総トン数: 131トン  全長: 32.5m  
  帆装型式: 3檣ステイスルスクーナー

シナーラ(日本)

1927年に英国で建造された美しい木造帆船で、チャーチル首相に愛用されたという名艇。
三浦半島「シーボニア」でチャーター船として多くの人々に親しまれている。

  総トン数: 72トン  全長: 29.1m
  帆装型式: ガフケッチ


キャリアード(アメリカ)

1886年建造の、船齢100年を超える世界でも貴重な木造の帆船。
東京湾を中心にチャーターに利用されている。
船名は英国ウェールズ語で「愛しい人」の意味

  総トン数: 80トン  全長: 35.8m
  帆装型式: ガフケッチ



 シナーラ


 キャリアード(左)
 シナーラ(右)


帆船パレードを撮る人々
観音崎にて

        歓迎の放水 横須賀新港





会場中央広場
      
  

 特設ステージでの
 各種イベント










 マーチングバンドに
 よるパレード





 横須賀甲冑隊も応援に


 日本丸の展帆・閉帆作業を見守る観衆
日本丸の展帆作業 設置されたスピーカから流れる
懇切丁寧な説明に多くの観衆が
釘付けになった。
 この時の実習生は99名で、うち
13名が女性とのこと。
 36張ある帆を一組製作するのに
5年を要するそうだ。

上陸を控えて嬉しそうなロシアの実習生達 日本丸の船首
部分

航海の無事を
祈る女性像が
見える



パラダの閉帆作業。人間の大きさと
比較すると柱の太さが分かる。
   
まるで電線にとまった雀のようだ



ロシア帆船
パラダのライトアップ     











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