三 笠 公 園

本公園は昭和36年5月27日完成を見たもので、公園の名称はこの一角に保存されてある記念艦三笠に由来するものである。
三笠艦は日本海海戦(1905年)の際わが連合艦隊旗艦として参戦し、時の司令長官東郷平八郎の大号令「皇国の興廃此の一戦に在り云々」と共に世界海戦史上不滅の名をとどめた。(碑文より)
  公園に入ってすぐの広場。手前が東郷元帥像

 三笠公園はその名のごとく記念艦「三笠」がメインの施設であるが、実際の管理面では記念艦「三笠」は(財)三笠保存会が、その他の公園部分は横須賀市が維持管理に当たっている。
 公園部分の面積(30,188平方メートル)はさほど広くないが、町中のそれも海に面した公園として、訪れる人々に安らぎの一時を与えてくれる。

記念艦「三笠」
 この海軍の街横須賀に保存されている記念艦「三笠」は、ポーツマス(英国)に保存されている「ビクトリー」、ボストン(米国)に保存されている 「コンスティチューション」と並ぶ、世界三大記念艦とされている。
 三笠は1904年(明治37年)2月に始まった日露戦争において、東郷大将が率いる連合艦隊の旗艦として、終始敵の集中砲火の中で奮戦し、同年8月10日の黄海海戦では露国東洋艦隊に大打撃を与え、遂に1905年(明治38年)5月27日の日本海海戦では、遠来のバルチック艦隊を全滅させる偉功をたてた日本海軍の代表的な軍艦であります。
 日本海海戦の大勝利は、世界史の流れを大きく変えたと言われますが、この偉業を成し遂げた日本民族の誇りと自信を新たにするとともに、その栄光を永く後世に伝えるために、その「シンボル」として、三笠は1926年(大正15年)以来収蔵する多数の記念品とともに、ここ白浜海岸に保存され、多くの人に親しまれてきました。(説明文より)
 三笠見学は有料です。 一般:500円  高校生:300円  小学生:200円 
 (平成16年6月現在)
 

夕日に輝く三笠

錨と主砲

船側の大砲群

東郷元帥像

三笠の艦尾部分
右から「みかさ」の表示

帝国海軍のシンボル

皇国興廃在此一戦
 総排水量 : 15,140 トン
 全長 : 132 m
  幅 : 23 m
  軸馬力 : 15,000 HP
 速力 : 18 ノット
 砲 : 30 cm x 4
           15 cm x 14
            8 cm x 20
 発射管 : 45 cm x 4

黄海海戦で被弾
した主砲砲身

 軍艦マーチの碑

 行進曲「軍艦」は明治30年海軍軍学長、瀬戸口籐吉氏によって作曲された。日本の勃興期における行進曲として親しまれ、未来への明るい希望と自信を与え勇気づけるものである。世界3大行進曲の一つとして、音楽史を彩る希有の名曲で、作曲されてから一世紀を迎える年に当たり、瀬戸口軍学長がこよなく愛し、青春の日々を送り、己が終焉の地ともなったこの横須賀の三笠公園に行進曲「軍艦」の顕彰碑を建立いたしたものである。(碑文より)


光と水と音の公園

 「日本の都市公園100選」、「かながわの公園50選」に選ばれた横須賀を代表する公園。
 音楽に合わせて舞う噴水や、豪放な壁泉、太陽の光を受けて輝くモニュメント、組曲「横須賀」の響き、広がる海と猿島の眺め、園内を流れるせせらぎ、とどれをとっても訪れるひとびとに安らぎを与えてくれる。

みどりのちかい

 私たちの郷土横須賀は、優れた自然環境に恵まれ、祖先はこれらの環境の中で生活し、自然を愛し、親しんできました。
 私たちは、祖先から受け継いだ資産を子孫に引き継ぐため「人間都市横須賀」の建設を目指し「人間と人間をとりまく、全ての生命を大切にする都市」を基本精神として、健康でみどり豊かな環境を創造するため横須賀市制施行80周年を祝賀して実施する「神奈川都市緑化横須賀フェア」を契機に、 更にみどりいっぱいの都市づくりを目指してまい進することをちかいます。

昭和62年10月3日 神奈川都市緑化横須賀フェア実行委員会


壁泉の上から公園側を見る


月と夕日と猿島
メインモニュメント
高さ18mのステンレス製で
太陽の方向と時間によって
様々な色の変化が楽しめる

三笠公園入口

 開園時間
  4-10月 am8 - pm9
  11-9月 am9 - pm8

 入園料:無料
 駐車場:右手奥(有料)
壁泉

高さ7m、幅55mから流れ
落ちるダイナミックな水の
躍動感が楽しめる。
音楽噴水の前に放流開始
  音楽噴水池

 コンピュータにより
大小の噴水が音楽
に合わせて踊り、
夜間は、照明を交
えて、光と水と音の
共演が楽しめる。
 演奏時間
  11時、12時30分、13時30分、
  15時、17時、18時30分、
  20時(夏のみ)
  演奏時間 約15分間
 演奏曲は1日おきの繰り返し、何ヶ月かで更新されるそうだ。
 コンピュータ制御の噴水の動きは8パターンあるが、最近は
 3パターンが使われているとのこと。照明も制御されている
 らしいので、夜間の音楽噴水はさぞや幻想的であろう。

 野外ステージ

 海に向かっているので、どんなに大きな音を
 出しても、何処からも苦情は来ませんね。
 客席はみどりのカーペット。それも芝生では
 なく、手触りのよい分厚いクローバーです。
 横になって目をつむると、鳥の声、水の音、
 隣の横須賀学園の子供達の声、そして通り
過ぎるさわやかな風の音が程良くミックスされて、かえって無音よりも空っぽな
気分を作ってくれる。

 組曲「横須賀」の演奏
 横須賀の自慢の一つに、合唱と管弦楽のための
 組曲{横須賀」がある。團 伊玖磨作曲、栗原一登
 作詩による横須賀の風物を歌ったものである。
 横須賀芸術劇場で演奏されるのが毎年恒例に
 なっており、筆者も2、3度歌った。素晴らしい曲で
 ある。(横須賀市制75周年記念事業委嘱曲)
この場所でCD演奏を聴くことが出来る。
   演奏時間 : 11:30 - 12:15 、 13:30 - 14:15 、 16:00 - 16:45
全曲の歌詞と團 伊玖磨直筆楽譜(1982年作曲)のレリーフがある。

 売店と
 三笠チケット売場
せせらぎの池

猿島航路発着所(売店裏)
対岸は米軍基地

 
 あれ〜! 
   こんな所に「デゴイチ」がある〜ッ! 
100トンタンク
 この蒸気機関車は、いつか来る大地震のために、生活には欠くことの出来ない「水」を貯えておくための非常用貯水槽(通称100トンタンク)です。
 大地震が起こったとき、この三笠公園に避難してくる10,000人の人たちに、一人当たり1日3リットルの水を約3日間配ることが出来るように、100立方メートル(100,000リットル)の水道水が新鮮な状態で循環しています。
    大きさ:  幅 3m、 高さ 4m、 長さ 20m

東郷ビールと麦焼酎

売店で売っています。
関連Webサイトの説明によると、もともと「東郷ビール」と言うものはなく、フィンランド製の「提督ビール」という各国の提督の肖像をラベルにしたビールの中に「東郷」もあった。
しかしあくまでも「提督ビール」であったそうな。
フィンランド製が製造中止となった後、日本の商社がオランダに「東郷ビール」を発注したという。
東郷焼酎 こちらは東郷の故郷、鹿児島産である。ポスターには”ここでしか買えません”とあるが、ホントかね。

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